かぎっ子とモナリザ

私は小さい頃かぎっ子だった。
父は公務員で母は事務関係の仕事。
5時すぎると母が、6時過ぎには父が帰ってくる。
小学生の頃の一人でお留守番はとても長く、暗く、怖い気持ちにさせたものだった。
田舎の事、近所といっても友人宅は子どもの足では遠く感じるくらいの所にあった。
おのずとかぎっ子はテレビっ子になるからテレビのある部屋に行っちゃう。
よーく覚えているのがカレンダー。
なぜかモナリザのカレンダーをかけてあってそれが
暦部分だけを一か月分やぶくタイプ。
安っぽーい商店宣伝文字入りの。
だから、一年間ずーっとモナリザ。
見なければ良いものを、気になるから凝視してしまう。
テレビなんてそっちのけで存在感発揮しまくりの
モナリザ。
居場所を変えつつモナリザの貼られているのと同じ壁に背もたれて見ても
どこに座ってもモナリザがほほえみかける。

こっ、
こわい。

さびしい時は誰かの存在が、ホッとさせるものだけど
こんな存在感なら いらない。
美術館でならば 映える芸術作品、何故にカレンダー?
しばらくして、友人宅のトイレに同じモナリザのカレンダーがはってあって、
正面向いてギョッとした。
プロフィール

CHAKOMOKO

Author:CHAKOMOKO
9月後半生まれ
初期の目的を見失い、うだうだ言ってるばかりの記事ですが
自分を客観視もできるし、不定期ながらなんかやめられなくなってる。







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サバ虎の
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まざーぐーす
だんだんばかに
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