「斎藤さん」と「三上さん」

ドラマ「斎藤さん」再放送されていたのでもう一度観てみました。
そろそろドラマも最終話に近付き、いよいよ斎藤さん(観月ありさ)VS三上(高島礼子)さんの対峙するシーン。
「あなたを見ているとイライラするの」…「昔の自分を見ているようで」
と言う三上さんのセリフ。
三上さんは昔、斎藤さんのようだった!
人は完成形よりも過渡期にいる時の方が面白いのか

と思わせる展開。
確かにママさんたち集団はあの中のどれかのタイプに分類されるかも。
辛い付き合いだったりする。
弱肉強食の世界だから。
リーダーが、どんなタイプか瞬時に見抜いて上手く取り入って合わせないとグループからはじかれてしまう。嗅ぎ分ける鼻が大切。
浮いて孤立するのが恐ろしいからあのような取り巻きママさんたちが出てくる。
後は群れないタイプの人。このタイプに斎藤さんが入る。
カリスマ性で結局は人を惹きつけてたけど。
無理に変なキャラに変えてまで、考え方を曲げてまで、他人に合わせる事は無いと。
確かに本来の自分ではない変なキャラを演じ続けるはめになるくらいなら群れないでいる方が…
ただ「斎藤さん」の中に出てくる人たちは対立はしても最終的に三上さんが好人物で話の解る人だったと言う所で救われている。
現実は殆どの場合が救われない。