うさぎと野犬と子犬

以前のものの書きなおし記事

私がまだ小学校の低学年の頃
うさぎを父がもらってきた。
私は犬が飼いたかったのに。
うさぎ。
当時は真っ白で目が赤い定番のうさぎ。
ところがそのうさぎが、とーってもよくなついて可愛い。何でも食べる(笑)
子うさぎも何度か生まれては、知り合いに譲り分けてあげたりしていた。

不思議なくらい4並びの不吉な日
小4の4月4日、午前4時、
私は犬の吠えるだだならぬ騒ぎに驚いて飛び起きた。
 うさぎのチロは!
当時たまに見かる野犬にのどのあたりをひと噛みされ、ぐったり力無く、
もう息をしていない、怒りと無念と悲しみとでしばし呆然。

残された子うさぎ5匹。名前はチコ、チビ…
チロは子供達をかばったんだと思う。優しい優しいチロだから
前の晩は、厳しい母が本当にめずらしく
「今夜は風が強いから玄関にいれてもいいよ」
と言ってくれた日だった。

母は昔の悲しい思い出から愛情を表面に出さないので
てっきっり動物に興味のない人と思っていた。
私は父が野犬に襲われないように小屋の足を長くして作ってくれていたので、
少し安心していたし、そして玄関に置くならうさぎを入れる箱を用意する事がなんだか面倒だった。
こんな思いがよぎる時、事態は必ず悪い方へ方へ転ぶ。
「思い出」として語る時、たいていがそうだから。
なぜ母が言ってくれたように玄関に入れなかったかと悔まれた。
学校ででも授業中涙が止まらず、困ったのを覚えている。
ようやく「子うさぎたちは私に任せてチロ」と思える気持ちになった。

しばらくして子うさぎたちも大きくなったが、再び野犬に襲われてしまった。
小屋のネットも二重に貼ってもっともっと頑丈にしたはずだったのに。

父は泣く私に、男の人らしい発想をした。
弱いからだめなんだと。
それなら犬を飼えと、
(もうなんなんですか?こちらの気持ちとちぐはぐに犬をうさぎをと与える父は)
⬆️今思うと
今になって思える事は、確かに犬には罪は無い、環境が悪かっただけの事と。
だけどどうしても私は犬を飼う気にはなれなかった。

私の落ち込む姿に父は半ば強引に「犬を飼えば良いんだ」と
犬っころを見せに知り合いの家へ連れて行った。見れば気が変わると踏んだ父
そしてまんまとはまる私。子犬を見たら可愛いと思ってしまった。
そして子犬がやってきた。
続く
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CHAKOMOKO

Author:CHAKOMOKO
9月後半生まれ
初期の目的を見失い、うだうだ言ってるばかりの記事ですが
自分を客観視もできるし、不定期ながらなんかやめられなくなってる。







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